積極的なダイエットの食事内容
積極的なダイエットには、食事内容を改善することも不可欠です。
効率的なダイエットには基礎代謝量のアップが欠かせませんが、基礎代謝量をアップさせるにはトレーニングとともに食事内容も重要なのです。
基礎代謝量をアップさせるということは、すなわち遅筋を増加させることです。でも、ただ単にトレーニングを行っただけでは、思うように筋肉は増えません。
筋肉を増やすためには、トレーニングを行った後に必ず筋肉の材料を体に摂取させなければならないのです。
単なる食事制限は単なるカロリー制限に完結するため、消極的なダイエットの食事内容といえます。
それに対して、体に筋肉を築く材料を与える食事は基礎代謝量のアップから痩せやすい体質を築くため、積極的なダイエットの食事内容といえます。
基礎代謝量のアップにはたんぱく質
基礎代謝量のアップにはたんぱく質の摂取が必要です。
筋肉の材料とは、まず第一にたんぱく質のことなのです。筋力トレーニングを行うこととは直接的には筋肉に過酷な仕事をさせて、その筋肉を一度破壊することです。
そして人の体には壊れた部分を修復させようとする機能が備わっており、筋力トレーニングを行った後に壊れてしまった筋肉を修復させようとします。
壊れてしまった筋肉を修復させるにはその筋肉の材料であるたんぱく質が必要であり、そのたんぱく質を体に十分に吸収させてこそ、筋肉は発達することができるのです。
炭水化物も基礎代謝量のアップを促す
炭水化物も基礎代謝量のアップには欠かせない栄養素です。
たんぱく質を摂取するときには炭水化物も同時に摂取しなければ、摂取したたんぱく質が筋肉の材料として使われないのです。
なぜなら、活動するためにはエネルギーが必要なのであり、炭水化物が体に入ってこなければたんぱく質を変換してエネルギーとして代用するからです。
すなわち炭水化物を控えれば、どれだけたんぱく質を摂取しても体を築く材料とはならずエネルギーとして使用されるということです。
カロリー制限のためたんぱく質を活用してまでもエネルギーがなお足りない時には、筋肉を分解してたんぱく質を補います。
これでは基礎代謝量が低下してしまいます。