ダイエットに動機付けを
痩せることがダイエットの最終目標なのしょうか。それとも痩せた後に実現したい夢があって、その夢のためにダイエットをするのでしょうか。
あなたがダイエットを行う理由は何なのでしょう。また、どれくらい痩せたいのでしょうか。
痩せることをダイエットの目標にすべきではありません。痩せた後に達成できる、具体的なことを目標にする必要があります。
願望が強いほどダイエットが成功しやすくなる傾向
ダイエットの成功は「その後を夢見る願望」が強いほど成功しやすくなる傾向があります。
例えば痩せたら今まで着れなかったあの服を着よう、痩せたら毎日鏡を見るのが楽しくなるなぁ、痩せたら今年の夏は海でスタイルを見せびらかしてやるんだ、痩せたらあの人に会いに行こう、といった具体的な目標です。
言い換えれば、「痩せたらできる未来の夢」の想像を膨らませれば膨らませるほど、その願望が強いほど、ダイエットが成功しやすくなるということになります。
ダイエットの願望を試験に例えると
ダイエットの願望の強さと成功率の関係を、例えば何かの試験を受ける時のことを考えて例示してみましょう。
人によっては「大学の受験」、または「英検」や「仕事の資格試験」でもよいでしょう。絶対に受かりたいという思いが強ければ強いほど、それに対する勉強意欲も強くなります。
そして、その試験の合格の目的は具体的には何なのでしょうか。試験に合格すること自体が目的、いえ、そうではありません。
試験に受かる目的は、例えば大学の試験であれば「憧れのキャンパスを楽しい気分で歩くこと」、英検であれば「就職試験への備えや昇進に有利なこと」、仕事の資格試験においてもそれは同様でしょう。
いいえ、私は試験に受かること自体が目的です、という方がおられれば、それは試験に受かった後にそれを自慢することが1つの目的になっているはずです。何れにしても、試験の合格には必ず「合格以上の目的」があるはずです。
その反対に、受かっても受からなくてもよい試験であれば、勉強にも意欲が沸いてきません。
例えば「合格後に何の役にも立たない試験」には意欲が沸いてきません。また、試験のハードルが高すぎても意欲が沸いてこないでしょう。それは「合格後の姿」を思い浮かべられないからです。
これはダイエットにおいても同じこと
上記のことは、ダイエットのモチベーションをいかに高めるか、という疑問に対する1つの回答のはずです。
「痩せたらケーキを嫌というほど食べ尽くす」、ということでも十分に「ダイエットが成功した後の楽しい姿」となり得ます。
あなたのダイエットにぜひ動機付けをしましょう。