豆類の食品で体脂肪の蓄積を防止
体脂肪の蓄積を防ぐ作用が、豆類の食品にはあるようです。
黒大豆や緑豆のような豆類の食品には、体脂肪の蓄積を防止する効果が期待できます。
豆類の食品は栄養価に非常に優れているため、健康維持には欠かせません。良質のたんぱく質が豊富であり、その他にも動脈硬化を防ぐ成分など様々な利点があります。
豆類の食品を摂取することで体脂肪の蓄積が防止されるのは、サポニンという物質のためです。
サポニンには「腸から吸収されたブドウ糖が脂肪に変わるのを抑制し、体脂肪の代謝を促進する」作用があるといわれています。
たんぱく質にも体脂肪の燃焼効果
体脂肪の燃焼に有利な成分にはたんぱく質があります。
豆類の食品は全般的に非常に栄養豊富で、体脂肪の燃焼効果を期待できるたんぱく質も多く含まれています。
カルニチンやアミノ酸の摂取が体脂肪の燃焼に有利であるといわれていますが、これらの成分は何もサプリメントにしか含まれない成分ではありません。
カルニチンは数種類のアミノ酸で構成される成分ですが、豆類の食品に含まれる良質のたんぱく質を構成するのは良質のアミノ酸です。
当然含まれるアミノ酸にはカルニチンを構成するアミノ酸群も含まれているわけで、摂取することで体脂肪の燃焼効果を期待できます。
アミノ酸のサプリメントも同様の理由から、豆類の食品で代用できます。
食物繊維も体脂肪を減らす
食物繊維にも体脂肪を減らすには有利な作用があります。整腸効果や便秘解消効果を期待できるためです。
豆類の食品には食物繊維が豊富に含まれています。
便秘がダイエットに不利な原因は、食品として摂取したものが長期間腸の中に滞在するからです。
例えば便秘では食べたものが腸に長い間滞在するため、1gで9kcalもある脂肪分が必要以上に吸収されてしまいます。
便秘を解消することにより、脂肪分でも今まで必要以上に体に吸収されていた部分は速やかに体外に排出されます。
食事とともに知らず知らず摂取していた食品添加物などの有害物質も同時に速やかに排出されるため、デトックスの観点からも有利となります。
豆類の食品にはその他にも、「炭水化物やたんぱく質からのエネルギーの産出を助ける栄養」であるビタミンB群やマグネシウムも比較的豊富です。