低カロリーレシピの糸こんにゃくラーメン
低カロリーレシピとして活用したい料理の一つが糸こんにゃくラーメンです。
日本人であればやはり、ラーメンが食べたくなることがありますよね。インスタントにしてもお店のメニューにしても、ラーメンは非常に高カロリーです。
ところで糸こんにゃくラーメンとは、ラーメンのスープと具をそのままに、麺だけを糸こんにゃくで代用した料理です。
糸こんにゃくラーメンの特徴としては、非常に低カロリーでありながらラーメンの風味を堪能できることです。その反対に欠点としては、糸こんにゃくは麺としては少しコシが強すぎることです。
ただし糸こんにゃくラーメンの利点を最大限に引き出すことで、欠点をカバーすることも可能です。例えばコシが強すぎる欠点は、細めの糸こんにゃくを利用することで気にならないようになります。
麺が糸こんにゃくになることで失われるラーメンの味や風味は、スープを工夫することと具をたくさん入れることで補えます。
可能であればだしを取ることから本格的に作り始めて、具だけでもおいしく召し上がれるように創作するのがコツです。
糸こんにゃくラーメンの作り方
まず簡単な作り方から。
1.糸こんにゃくを熱湯でゆでます。
2.しばらくして火を止めます。
3.これらをお碗の中に盛ります。
4.インスタントラーメンの袋の中から調味料を取り出して、お碗に盛った糸こんにゃくとお湯の中に入れて味付けします。
これは糸こんにゃくラーメンの基本中の基本です。最も簡単にインスタントラーメン風に作れる方法ですが、ただしスープと麺だけでは少し寂しい感じです。
インスタントラーメンから調味料を取り出すことで、化学調味料の多用につながることもマイナスとなります。
料理方法を少し工夫
料理方法を工夫することにより、糸こんにゃくラーメンをよりおいしく、栄養価をより優れたものに深化させることができます。
少しだけ手間をかけて作る。
1.上記の1.(糸こんにゃくをゆでる)の時に卵や野菜を一緒にゆでます。
(あるいは別のフライパンなどで炒めておいて、後で加えます。)
2.後は2~4までの調理で栄養たっぷりな低カロリーレシピの出来上がりです。
本格的に作る。
1.ラーメンスープを買ってきて、それを自分流に工夫して味に創作を加えます。
(可能であれば化学調味料を一切使用しないことですが、それなりの技術が必要でしょう)
2.後は「少しだけ手間をかけて作る」を参考にした料理方法で出来上がりです。
この料理の栄養価
この料理の栄養価の特徴としては、創作次第でいくらでも低カロリーに仕上げることができ、食物繊維も不溶性ながら豊富に摂取できることです。
スープのカロリーは材料によって決まります。スープの基本材料に油を加えることや、具に肉の脂身を加えることで高カロリーになります。
糸こんにゃくラーメンの最大の利点はスープまで飲み干すことで飢えをしのぐところにありますので、できるだけこれらの材料は加えないようにします。
緑黄色を含めた野菜を豊富に加えることでは、ダイエットで不足するビタミンとミネラルも簡単に摂取できます。
スープを飲み干すことで問題になることがナトリウムの取りすぎなのですが、野菜を豊富に加えることでカリウムを補えることから、この欠点を改善することができます。
糸こんにゃくで食物繊維を豊富に補えるといっても、これだけでは少し役不足です。
糸こんにゃくには食物繊維が100g中に2.9gと豊富なのですが、水溶性食物繊維が全く入っていないことが少し欠点なのです。
不溶性食物繊維の機能性は、水溶性に比べてそれほど大きくないのです。